猫を飼おうと決めたとき、多くの人が迷うのが「子猫と成猫、どっちにしよう?」という問題。どちらにも魅力があるし、それぞれに向き不向きもあります。
この記事では、子猫と成猫それぞれのメリット・デメリットを、私の実体験も交えながらご紹介します。あなたのライフスタイルに合った選択ができるよう、参考にしてくださいね。
子猫のメリット・デメリット
子猫のメリット:
1. 懐きやすい
これは私が実際に子猫を迎えて一番感じたことです!小さいうちから一緒に過ごすことで、人間に対する警戒心が少なく、本当によく懐いてくれます。
うちの雑種猫をお迎えしたとき、お迎えした当日は警戒していたものの、ご飯をあげたりおもちゃで遊んであげるうちに、数日ですぐ甘えてくるようになりました。お迎え当日は慣れてくれるか心配しましたが、子猫の吸収力というか、慣れるスピードの速さに驚かされました。
2. 成長を見守る楽しさ
小さかった子猫がどんどん大きくなっていく様子を見られるのは、何とも言えない喜びがあります。「先週より大きくなった!」「こんなことができるようになった!」と、成長の一つひとつが愛おしいんです。
ノルウェージャンは生後2ヶ月で迎えたのですが、手のひらに乗るくらい小さかった子が、今では堂々とした大きな猫に育ちました。成長記録として写真を撮り続けていたので、見返すたびに「こんなに小さかったんだ」と毎回感慨深くなります。
3. 性格や習慣を一から育てられる
小さいうちから爪切りやブラッシングに慣れさせたり、人に触られることに抵抗がないように育てたりできます。
うちのノルウェージャンは子猫のころから毎日ブラッシングを習慣にしていたおかげで、今でもブラシをすると尻尾をあげてご機嫌です。長毛種なので毎日のブラッシングは必須なのですが、嫌がらずにやらせてくれるのは、子猫のときから慣れさせていたおかげだと思っています。
4. とにかく可愛い!
小さくてふわふわで、よちよち歩く姿…もう、可愛さは最高レベルです。元気いっぱいに遊ぶ姿を見ているだけで癒されます。子猫のじゃれる姿は、どれだけ仕事で疲れていても笑顔にしてくれる魔法みたいなものです。
子猫のデメリット:
1. 体調を崩しやすい
これは私が実際に経験して、本当に大変だったポイントです。子猫は免疫力が弱いので、環境の変化やちょっとしたストレスで体調を崩しやすいんです。
ノルウェージャンを迎えて最初の2週間は、毎朝うんちの状態を確認するのが日課になっていました。下痢気味の日が続いたときは「何か悪いものを食べさせてしまったかな」「病気かな」と毎日ドキドキ。結局フードの切り替えが急だったことが原因だったのですが、動物病院に2回お世話になりました。子猫の体調管理は、想像以上に気を使います。
2. 長時間の留守番が心配
子猫のうちは、長時間一人にするのが本当に心配なんです。私も、ある程度大きくなるまでは、なるべく長時間の外出は避けるようにしていました。
当時は会社員だったので、日中は仕事で家を空けるしかないのですが、昼休みに「今ごろ何してるかな」とソワソワして、帰宅するなりケージを確認するのが毎日の習慣になっていました。
突然体調を崩すかもしれない、いたずらして怪我をするかもしれない、そういう心配が常に頭の片隅にある感じで、精神的に疲れた時期もありました。仕事で長時間家を空ける方には、子猫のうちは特に大変かもしれません。
3. しつけやお世話に手がかかる
トイレトレーニング、爪とぎの場所、噛み癖の矯正など、子猫のうちはしつけに時間と根気が必要です。
うちのノルウェージャンは子猫の頃、カーテンをよじ登るのが好きでした。「降りなさい!」と言っても遊んでいると思って余計に興奮するだけ。カーテンはボロボロになり買い替えることに…(涙)。大きくなったら次第にやらなくなりましたが、子猫のうちは特に好奇心が旺盛で手が掛かります。
4. 将来の性格が読めない
子猫の時はおとなしくても、成長したら活発になるかもしれないし、その逆もあります。成猫になったときの大きさや性格は、ある程度予想できても確実ではありません。
成猫のメリット・デメリット
成猫のメリット:
1. 性格がすでに分かっている
成猫の場合、性格がほぼ確立しているので、「おとなしい子がいい」「遊び好きな子がいい」など、自分の好みに合った子を選びやすいです。保護猫カフェやシェルターでは、スタッフさんが猫の性格を教えてくれるので安心です。
以前私も保護猫カフェに行ってみたことがあるのですが、人好きですぐ寄ってくる子、おもちゃを持つと目を輝かせて飛んでくる子、ずっとゲージから出ない子など様々な性格の子がいました。
2. 手がかからない
すでにトイレも爪とぎも覚えているので、しつけの手間がほとんどありません。子猫に比べて体も丈夫になっているので、体調管理も比較的楽です。
うちの雑種猫も子猫のうちは体調を崩したり、やんちゃしてけがをしたこともありましたが、成猫になるにつれて落ち着いていきました。今では年に1回程度健康診断に行くくらいで、ケガや病気で動物病院にいくことがほとんどありません。
3. 留守番ができる
成猫は一人で過ごすことにも慣れているので、仕事などで家を空ける時間が長くても大丈夫。もちろん、水とごはん、清潔なトイレは必須ですが、子猫ほど心配する必要はありません。
4. 落ち着いている
性格による個体差はありますが、子猫のように家中を走り回ったり、夜中に大暴れしたりすることが少ないです。猫は飼いたいが、静かに過ごしたい方にはぴったりだと思います。
5. 命を救える喜び
保護猫として成猫を引き取る場合、殺処分から救うことができます。「この子を幸せにしたい」という気持ちで迎えると、猫との絆も深まります。
成猫のデメリット:
1. 慣れるまでに時間がかかることも
子猫に比べると、新しい環境に慣れるまで時間がかかる場合があります。野良猫だった子や過去に辛い経験をしている子は、人間に対して警戒心が強いこともあります。ただし、時間をかけて信頼関係を築けば、徐々に心を開いてくれるはずです。
2. 健康面で心配なことがあるかも
保護猫の場合、過去の生活環境によっては、病気を抱えていることもあります。引き取る前に健康状態をしっかり確認し、必要なケアができるか考えましょう。
3. 悪い癖がついている場合がある
前の飼い主のもとで身についた癖(人を噛む、引っかくなど)が残っている場合があります。ただし、愛情を持って接すれば、改善できることも。
どちらを選ぶ?タイプ別おすすめ
子猫がおすすめな人:
- 猫との時間をたっぷり取れる人
- 成長を見守りたい人
- 一から育てる楽しみを味わいたい人
- 在宅ワークや専業主婦(夫)で家にいる時間が長い人
- 家族が多く、誰かが常に家にいる環境
成猫がおすすめな人:
- 仕事などで長時間家を空ける人
- 初めて猫を飼う人(お世話が比較的楽)
- 落ち着いた性格の猫と暮らしたい人
- 保護猫を救いたいと思っている人
- 猫の性格を見てから決めたい人

迷ったときのポイント
1. 自分のライフスタイルを考える
仕事や生活リズムを振り返って、どちらが無理なく迎えられるかを考えましょう。「可愛いから子猫!」という気持ちはわかりますが、日中長時間一人にしてしまう環境なら、成猫の方が猫にとっても負担が少ないことがあります。
2. 実際に会ってみる
保護猫カフェやシェルター、ペットショップなどで、実際に子猫と成猫の両方に会ってみるのがおすすめです。いろんな子と出会ってみると、どういう子が自分に合うか分かりやすいと思います。きっと「この子と暮らしたい!」と思える子に巡り合えるはずです。
3. 家族で話し合う
一人暮らしでない場合は、家族全員で話し合いましょう。特に、お世話を誰が中心になってするかは重要です。「かわいいから飼いたい」だけで決めて、お世話が一人に集中してしまうと、後々トラブルになることもあります。
4. 長期的な視点で考える
猫の寿命は15〜20年。子猫も成猫も、長い時間を共にするパートナーです。一時的な可愛さだけでなく、15年後の自分の生活を想像して「無理なく一緒にいられるか」を考えて選びましょう。
周囲に猫を飼っている知り合いがいたら、実際の体験談を聞いて参考にするのも良いと思います。
まとめ:どちらを選んでも、かけがえのない家族
子猫には子猫の、成猫には成猫の魅力があります。私は子猫を迎えましたが、大変なこともたくさんありました。でも、その分、一緒に過ごした時間は宝物です。
大切なのは、自分のライフスタイルに合った選択をすること。そして、どちらを選んでも、愛情を持って最後まで責任を持って育てることです。
あなたと猫ちゃんの素敵な出会いを応援しています!

