猫を迎えると決めたら、猫が快適に、そして安全に過ごせる部屋づくりが大切です。でも、「何をどう準備すればいいの?」と迷ってしまいますよね。
この記事では、 ここ猫が喜ぶ部屋づくりのポイントから、私が多頭飼いで実践している温度管理の工夫まで、詳しくご紹介します。
猫が快適に過ごせる部屋の基本条件
1. 上下運動ができるスペース
猫は高い場所が大好き。上下運動は運動不足解消やストレス発散にもなります。
用意したいもの:
- キャットタワー
- キャットウォーク
- 窓際の台
- 家具の配置を工夫して登れる場所を作る
ポイント:
- 窓から外が見える場所にタワーを置くと喜ぶ
- 最上段は天井近くまで高いものがベスト
- 安定感のあるしっかりしたものを選ぶ
2. 隠れられる場所
猫は狭くて暗い場所が落ち着きます。
おすすめ:
- ベッド型のハウス
- 段ボール箱
- キャットタワーのハウス部分
- ベッドの下、クローゼットなど
1匹につき2〜3箇所あると、気分で選べて良いです。
3. 日向ぼっこスポット
猫は日光浴が大好き。
工夫:
- 窓際にクッションやベッドを置く
- 窓の近くにキャットタワーを配置
- カーテンを開けて日差しが入るようにする
4. 適切な温度環境
ここが実は一番大事で、私が一番苦労したポイントです!詳細は次の項目でまとめています。

多頭飼いの温度管理:寒がり猫と暑がり猫の共存
うちは雑種猫とノルウェージャンの2匹を飼っているんですが、体感温度が全く違うんです。
雑種猫は寒がり
冬場
- 暖房をつけていても、猫こたつの中で丸まっている
- 膝の上に乗ってくる回数が増える
- 毛布にくるまって寝る
夏場
ノルウェージャンのためにエアコンをつけっぱなしにしているんですが、雑種猫には寒いみたいで…夏でも猫こたつを出しています!エアコンで冷えた部屋の中で、猫こたつに入っている姿は、なんとも不思議な光景(笑)。
ノルウェージャンは暑がり
長毛種なので、やっぱり暑さに弱いんです。
夏場
- エアコンは24時間稼働
- さらに、床にアルミプレートを置いています。これがお気に入りで、暑い日はずっとアルミプレートの上でゴロゴロしています。体温を効率的に逃がせるので、すごく気持ち良さそうです。
冬場
- 暖房が効いた部屋では暑そうにしている
- 冬場でも廊下のフローリングでゴロゴロ
我が家の解決策:選択肢を増やす
2匹の体感温度が違いすぎて、最初は本当に困りました。「どっちに合わせればいいの?」と。
今の対策
エアコンや暖房はリビングだけつけて、他の部屋は温度調節していません。そして、猫が自由に部屋を移動できるようにドアを解放。
結果:
- 雑種猫は暖房の効いたリビングや猫こたつへ
- ノルウェージャンは涼しい廊下や寝室へ
- それぞれが自分の快適な場所を見つけて過ごしています
この方法のメリット:
- 無理に一つの温度に合わせなくていい
- 猫が自分で調節できる
- 光熱費も抑えられる(全部屋エアコンつける必要がない)
注意点:
- 極端に暑い・寒い部屋がないようにチェック
- 夏は最低でも1部屋はエアコンで涼しく
多頭飼いの温度管理ポイント
1. 選択肢を用意する:
- 暖かい場所、涼しい場所、どちらも用意
- 猫が自分で選べるようにする
2. それぞれの好みグッズを置く:
- 猫こたつ、冷却マット、毛布など
- 猫が好きな場所に設置
3. 様子をよく観察:
- どこで過ごしているか
- 暑がっている/寒がっているサイン
安全対策:危険なものを取り除く
絶対に片付けるべきもの
有毒な植物:
- ユリ(特に危険!)
- ポトス
- スズラン
- アイビー など
猫が口にすると中毒を起こす植物は意外と多いです。観葉植物は猫が届かない場所に、または人工観葉植物に変更を。
誤飲しやすいもの:
- 輪ゴム、ヘアゴム
- ビニール袋
- 紐、糸
- ボタン、ビーズ
- おもちゃの紐(遊んだ後は必ず片付ける!)
私は以前の紐誤飲事件の反省から、おもちゃは必ず引き出しや蓋付きボックスに収納しています。
電気コード:
- かじって感電する危険性
- コードカバーを使う
- 配線をまとめて隠す
- しつけスプレーを吹きかける
小さな隙間:
- 洗濯機の裏
- 冷蔵庫の隙間
- ベランダの柵の隙間
入り込んで出られなくなったり、脱走したりする危険があります。
脱走防止対策
玄関:
- ペットゲートを設置
- 宅配便のときは猫を別室に
窓・ベランダ:
- 網戸にストッパー(猫が体当たりで開けることも)
- 窓を開けるときは必ず網戸を
- ベランダに出さない(転落の危険)
高層階でも油断しない
高層階マンションでも、猫は窓から飛び降りることがあります。必ず脱走防止対策を。

猫が喜ぶレイアウトの工夫
窓際スペース
猫の特等席:
- 窓から外を眺められる場所
- キャットタワーや台を置く
- 日向ぼっこもできて一石二鳥
バードウォッチング
窓の外に鳥が来るように、バードフィーダーを設置する方もいます(猫のテレビ代わり)。
トイレの配置
理想的な場所:
- 静かで人通りが少ない
- 食事場所から離れている
- 複数箇所に分散
「猫の数+1個」のトイレを、できるだけ離れた場所に設置すると良いです。
食事スペース
ポイント:
- トイレから離す
- 静かに食べられる場所
- 水飲み場は複数箇所に(リビング、廊下、寝室など)
多頭飼いの場合、それぞれの猫が安心して食べられるよう、食器を離して置くか、別々の部屋で食べさせることも。
賃貸でもできる工夫
壁や床を傷つけない対策
爪とぎ対策:
- 壁の角に爪とぎ防止シートを貼る
- たくさん爪とぎを置く(壁より魅力的に)
床の保護:
- ジョイントマットやカーペット
- トイレ周りには防水マット
壁掛け棚やキャットウォーク:
- 突っ張り式のキャットタワー
- 穴を開けないキャットウォーク(賃貸用)
- ディアウォールなどのDIY
ニオイ対策
換気:
- こまめに窓を開ける
- 空気清浄機を使う
トイレ:
- 消臭効果の高い猫砂を選ぶ
- こまめに掃除(1日2回以上)
- トイレ専用の消臭剤
まとめ:猫も人も快適な部屋づくり
猫と快適に暮らす部屋づくりで大切なのは:
- 上下運動ができるスペースと隠れ場所を用意
- 温度管理は選択肢を増やす(特に多頭飼い)
- 安全対策は徹底する(誤飲、脱走防止)
- 猫の様子を観察して、好みを知る
- 賃貸でも工夫次第で快適に
完璧な部屋を目指す必要はありません。猫の様子を見ながら、少しずつ改善していけば大丈夫。猫も人も快適に暮らせる部屋づくりを楽しんでくださいね!

